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International interaction: A hands-on experience to explore linguistic and cultural differences

海外から学生を迎えて、日本語学習や日本文化体験をしてもらう「名城大学 サマープログラム」。本年は6/27?7/13の3週間、アメリカ、カナダ、台湾など5か国6大学から11名の学生を受け入れました。留学生のサポート活動を行うスチューデントアシスタント(SA)に登録している本学の学生たちもプログラムに参加し、海外から訪れた学生たちと交流を深めました。

留学生の日本での学びをサポートしながら、異文化交流

松浦:大学に入るまで、外国人と接する機会はほとんどありませんでした。名城生になってキャンパスを歩いていると、外国人留学生とすれ違うことがよくあって、留学生と話してみたい、仲良くなりたいと思うようになり、外国人留学生をサポートするスチューデントアシスタント(SA)活動があることを知って登録し、今回のサマープログラムにも参加することにしました。

杉山:私がサマープログラムに参加したのは、いろいろな国の言語や文化の違いに興味があったからです。また、幼少期をフィリピンで過ごし、中学1年生のときに日本へ来た経験から、言葉の壁がある中で生活する苦労はよく分かるので、自分にできることで留学生をサポートしたいと思いました。

松浦:サマープログラムに参加している留学生は、日本語をあまり上手く話せない人も多いんです。僕たちがサポートをすることで、安心して日本で生活し、日本を好きになってもらえたらいいなと思っていました。

フィールドトリップや交流会で、親交を深めた3週間

松浦:サマープログラムの期間中は、留学生とたくさんのことを経験しました。名古屋市内を案内したり、フィールドトリップでは、日本の歴史や文化を感じられる都市を訪れたりました。

杉山:犬山城を見学したときには、カナダからの留学生が初めて見る日本のキャッスルに「写真で見るのと全然違う!」と興奮していました。木造天守閣の巧みさや、城のすぐ下を川が流れるロケーションに感心しているようでした。目的地までは貸し切りバスで移動するので、道中でお互いの家族の話をしたり、仕事の話を聞いたりして、交流を深めました。

松浦:僕が印象に残っているのは、サマープログラムの最終日に留学生全員と名城のサポートメンバーみんなでラウンドワンへ行ったこと。スポッチャでアイスホッケーやローラースケートをして遊びました。特別なことではないですが、みんなと盛り上がって、まだ話せていなかった留学生とも仲良くなることができました。

杉山:プログラムに関係なく、プラベートで一緒にショッピングをしたり、居酒屋に飲みに行ったりしたのも面白かったです。居酒屋では日本人がフライドポテトを箸で食べているのを見て、自分たちの国ではフライドポテトは手で食べるものだと、びっくりしていました(笑)。

松浦:僕は留学生がポケモンセンターに行きたいというので連れて行ってあげました。日本のアニメやマンガは留学生に大人気なんです。

杉山:そう、そう! マニアックなアニメのキャラクターを知っていて、私たちよりよっぽど詳しかったよね。

言葉ではなく、真心でつながり、広がる友達の輪

杉山:サマープログラムに参加する学生は、アメリカやヨーロッパ、台湾など地域を問わず各国から集まっています。英語だけでなく、スペイン語やフランス語、中国語などを第一言語にしている人たちもいて、いろんな言語や文化について知る機会がありました。

松浦:中学生の頃から英語を学んできて、これまで使う機会はほとんどなかったのですが、思いきって留学生に英語で話しかけてみると意外と意思疎通ができたり、大学に入ってから学び始めた中国語で話しかけて台湾人留学生と仲良くなったり、そういった経験がうれしくて、母国語とは違う言語でのコミュニケーションの面白さに気づきました。第一言語が違うからこそ、お互いに相手の話をしっかり聞いて、理解しようとするんです。その気持ちがあれば、言葉がつたなくても分かりあうことができます。

杉山:留学生も日本語を勉強しているので、積極的に話しかければ単語だけでもコミュニケーションはなんとかなります。SAやサマーログラムに参加することで、世界各国に友人ができるのは、活動の一番の魅力だと思います。

松浦:友人ができると語学学習のモチベーションにもなるし、いろいろな場所に行ってみたくなります。僕は今年の夏休みに台湾に行く予定ですが、サマープログラムで台湾から来ていた留学生や以前に参加したウインタープログラムを通じて仲良くなった台湾の友人がいるので、現地をいろいろ案内してもらう予定です。

杉山:私もウインタープログラムで台湾からの留学生と仲良くなりました。その子が先日また日本に遊びに来ていたので、再会してごはんを食べました。こういう出会いがあるのが楽しいです。

国際交流を通して見えてきた、将来の目標

松浦:今年のサマープログラムは終わりましたが、これからも国際交流は続けていきます。僕が力を入れたいのは、英語圏以外から来た外国人留学生のサポートです。英語圏の学生は、日本語ができなくても英語でコミュニケーションができますが、台湾などアジア地域から来た留学生は、日本語でも英語でもコミュニケーションが難しい場合があり、交流が限定的になりやすいんです。どこの国から来た学生であっても、日本に来てよかった、名城大学に留学してよかったと思ってもらいたい。そのためのサポートをできればと思っています。

杉山:私は名城大学に来た外国人留学生の日本語学習を支援するスピーキングパートナーをやりたいです。でも私が日本に来たのは中学生からなので、実は英語より日本語が苦手。日常会話はもちろんできますが、日本語の文法やライティングには不安があって、今も勉強中です。外国人留学生に日本語を教えられるレベルまで、日本語力を磨くことが目標です。

松浦:大学に入って留学生と交流するうちに、次は僕自身が海外の大学で学んでみたいと思うようになりました。そのために、今は学生ながら起業をして留学資金を貯めています。これからは学業と事業を両立させて、名城大学を無事卒業したら、今度は海外の大学で学ぶという夢を叶えたいです。

杉山:私も、卒業後はアメリカ、もしくはヨーロッパの大学に通いたいと思っています。今学んでいる建築分野について海外でもっと学びを深めたいし、建築以外にもいろいろなことに興味があるので、好奇心を失わずに貪欲に学び続けたいと思います。

  • フィールドドリップで高山&白川郷へ。古いまち並みを散策したり、合掌造りの家屋を見学したり。とっても暑かった!!

  • 白川郷の中にあるプリンの専門店で、水のジュレとプリンが層になった「水ぷりん」を食べました

  • 名古屋城にも行きました。看板猫が可愛かった?

  • ラウンドワンへ行った後に名駅をぶらぶら。この日がサマープログラム最終日でした

  • スポッチャでダーツを。留学生と名城生の計30名ほどで行ったので、ほぼ貸し切り状態でした!

  • ラウンドワンでは留学生とプリクラを撮りました。別人みたいに盛れるので、ウケがよかったです(笑)

MESSAGE

松浦(左):名城大学は外国人留学生をたくさん受け入れているので、国際交流の機会はたくさんあります。いきなり話しかけるのはハードルが高いなら、留学生をサポートする活動に参加してみるのもいいと思います。
杉山(右):言語や文化を学べるだけでなく、いろいろな国に友人ができのがうれしい! 言語の壁を気にすることなく、気軽に留学生とのコミュニケーションを楽しんでみてください。

活動DATA

プログラム サマープログラム2023
期間 2023年6月27日?7月13日