MEIJO UNIUNIVERSITY

農学部

“農”を通じて、現代社会の問題を解決する。

生物資源学科

生物資源学科では、「栽培植物生産学」「分子生物情報?育種学」「生物保護学」「経営?経済学」の4分野を探求しています。自然科学の基礎から、植物の生産?管理技術、農産物の流通、最新のバイオテクノロジーに至るまで、幅広い専門知識やスキルを身に付け、食料の生産から食卓までを支えます。

専門科目 PICK UP

園芸利用学

収穫した果物や野菜をそのまま放置すると味が落ちます。それは、植物体から切り離され、水や栄養が供給されなくなった後も、生き続けるために、自らに蓄えた成分を消費するからです。しかし、果物や野菜ごとに適した環境条件を整えることで、老化を抑制し、おいしさと栄養を保持したまま貯蔵?流通することが可能です。本講義「園芸利用学」では、果物や野菜の収穫後の生理とその制御について、貯蔵や流通に活用される最新の技術も交えながら学びます。将来、食品流通や農業分野にたずさわる際の適切な判断力を養うことができるほか、消費者としても日々の食生活に役立つ科学的な視点を身につけることができる内容です。
園芸利用学

生物資源情報学

生物と情報?一見すると、直接関係がないように思われるかもしれません。でも実は、生物は「情報の塊」ともいえる存在です。たとえば、人のゲノムはおよそ3.2 × 109個もの塩基の並びで構成されています。これは、1ツイートを仮に50文字とした場合、毎日100ツイートし続けてもおよそ1750年かかる情報量に相当します。このような膨大な情報を解析するためには、情報学の知識と技術が欠かせません。「生物資源情報学」では、代表的なプログラミング言語であるPythonの基本的な使用法を習得し、生物資源学分野の研究現場で実際に使われているデータの解析に取り組みます。この実践的なマナビは、生物学のみならず、様々な学術?産業分野での大規模データ解析に応用できます。
生物資源情報学
応用生物化学科

化学を基盤とした生命現象?食品機能?生物制御機構の解明と応用に関する専門知識、論理的思考力を培います。バイオテクノロジー、食品、医薬品?化粧品?医療関連産業など、幅広い分野で広く活躍できる専門家を養成します。

専門科目 PICK UP

生物化学Ⅰ?Ⅱ

約35億年もの歴史を持つ生物はとても神秘的な存在ですが、一方で生体分子という“部品”からなる“機械”であり、生命の実体は水を溶媒とする無数の化学反応の総和だと考えることもできます。生物化学は、生命現象というブラックボックスの中の仕組みを分子レベル?細胞レベルで解明する学問です。この授業では、糖質?タンパク質?脂質?DNA?RNAといった生体分子の構造と機能、合成と分解、相互作用や化学反応について学び、その後の学習に不可欠な細胞?酵素?受容体?代謝?遺伝子発現?情報伝達などの理解を深めます。学生の関心の高い食品や栄養、化粧品や医薬品などと密接に関わる知識を身につけます。
生物化学Ⅰ?Ⅱ

香粧品化学

良い匂いのことを“香り”といいます。“香り”は、古代より人類の生活に密接に関わってきました。“香り”の利用は有機合成の進歩に伴い急速な広がりを見せ、今や香水や化粧品だけでなく、石鹸?シャンプー?入浴剤などのトイレタリー製品、家庭用洗剤?柔軟剤?消臭剤?台所用品などのハウスホールド製品まで多岐にわたっています。“香り”を利用した製品(香粧品)の開発や製造にかかわるためには、“香り”を発する分子に対する正しい知識の習得が必要です。この授業では、有機化学的見地から香り分子の化学構造、化学的性質、化学反応性について学習し、各香料の分類?機能?製法?用途?役割について理解を深めることを目標とします。
香粧品化学
生物環境科学科

生物?人?自然の調和を、環境とその豊かさの保全という側面から探究します。1年次から実習と実験を行い、2年次からは専門実験でより深く学びます。多様な視点で環境問題を捉え、自発的問題解決能力を有した人材を育成します。

専門科目 PICK UP

環境バイオテクノロジー

海辺で感じる“磯の匂い”や森林で感じる“森の匂い”に、微生物や植物が関わっていることを知っていますか??私たちの見えないところで微生物や植物は環境と静かに対話しています。たとえば、土の中の微生物が有害物質を分解したり、植物が根から特定の物質を出して周囲の微生物を引き寄せたり。そんな“見えないパートナーたち”の力を借りて、水や土をきれいにしたり、環境負荷を減らす技術を考えるのが環境バイオテクノロジーです。最近では、最新のバイオ技術を使って、より環境に適応した植物や微生物を育てる研究も進んでいます。この授業では、自然の中で生きる小さな命とその働きに注目し、未来の地球を守る新しい方法を一緒に探ります。
環境バイオテクノロジー

海洋動物学

地球表面の約7割を占める海。その多くは今なお人間がアクセスすることが難しく、最後のフロンティアとも言われています。沿岸から深海にいたる様々な環境には、微小なプランクトンから巨大なクジラまで、驚くほど多様な生物が生息し、陸上とは全く異なる環境に適応、進化してきました。この授業では、無脊椎動物、魚類、海棲爬虫類や哺乳類など幅広い海洋動物を対象に、それぞれが持つユニークな特徴や適応戦略を形態、行動、生理学的な視点から科学的に学びます。海洋動物たちの生き様を学び、私たちが直面している気候変動や海洋汚染などの環境問題、さらに人と海との関わり方についても一緒に考えていきましょう。
海洋動物学

他にもこんな学びがたくさん!

生物資源学科

応用生物化学科

生物環境科学科

他学部を見る

資料請求はこちら